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トラウマからの回復

NPO法人レジリエンス

「心のケア講座」ファシリティーション養成講座を受講しています。

今日は4回目でした。

トラウマはきちんとケアをし続けないと、時間が経っただけでは癒されません。

何年も前に起きた出来事でも、トラウマとして記憶された事は、

ケアをしないと何か似たような事が起きた時に、

今起きている事が、大変なことではなくても「危険」「怖い」「もうダメだ」など

トラウマを受けた時の状況に自分を戻してしまいます。(フラッシュバック)

トラウマを受けた原因が既になくなっていても、トラウマは残っているのです。

「今は安全な場所でしょう。」

「もう過去の事なんだから。」

「いつまで同じ事で悩んでいるの・・・」

「早く忘れて前に進もう」

などと返されてしまいます。

相手は全く悪気がなく、むしろサポートしようと思って発した言葉でも、

「分かってもらえない。」

「いつもでも悩んでいる自分が悪い」

「自分はダメなんだ」

と考えてしまいます。

トラウマは時間薬は効かないのです。

話を聴くときには、

自分の判断や意見を言わずに、

まずはじっくりと相手の気持ちに寄り添って聴いて下さい。

相手の言葉を繰り返す

「怖かった」「怖かったね」

「あの時に死んでいれば良かった」

「死にたいと思うほど辛いんだね」

「どうしてあの時に嫌だと言えなかったんだろう」

「嫌と言わない事が自分を守る事だったんだよ。ちゃんと自分を守ったんだよ」

わかってくれる人がいる。否定されない。

それだけで自分を肯定する力になります。

安心な場所・安心できる人、安心な方法を使って、

トラウマを受けた時は真っ暗な闇に突き落とされたけれど、

懐中電灯といつでもその場から抜け出せる梯子を準備して、

トラウマと少しずつ向き合う事ができます。

似たような状況になっても、

どんな状況やどんな時にフラッシュバックするのかを知ることで、

それに対応する事ができます。

フラッシュパックする自分がおかしいのではなりません。

今に戻れるお気に入りの小物を持ったりなど、

自分が今に戻る方法を準備しておくのです。

ゆっくりゆっくり癒しましょう。

NPO法人レジリエンス

http://resilience.exblog.jp/

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