心と体

2011年6月19日 (日)

親密な関係の暴力、抑圧・支配・束縛

DVと聞くと

ニュースに流れる殺人に発展した事件、

ドラマなどの殴る蹴るの身体的暴力だけがDVだと思ってしまいますが、

DVには

○身体的暴力 殴る・蹴る・物を投げる付ける・突き飛ばす

○精神的暴力 暴言・脅す・怒鳴る・無視する・恥をかかせる・他人に悪口を言う・何時間も説教をする・友人や親族との付き合いを制限する

○性的暴力 性行為を強要する・避妊に協力しない・無理やりポルノを見せる・屈辱的な行為をさせる、言葉を言わせる・断ると身体的暴力・精神的暴力になるので嫌と言えない・身体的、精神的暴力の後の性行為(加害者はリセット(仲直り)だと思っている)・性癖の押付け・執拗な要求・親しい関係の性暴力は一番大切にされるはずの場面で、人としての尊厳を傷つけられる。

○経済的暴力 生活費を渡さない・使い道を細かくチェックする・外で働く事を禁じる・借金をさせる

また、子どもを利用したものでは、

子どもに悪口を言う・子どもの前で暴力を振るう・子どもを傷つけると言って脅す

などがあります。

身体的暴力ですら周りには分かりづらいのに、

その他の暴力は更に分かりづらくなります。

加害者は暴力を振るっているとの認識は低く、

暴力を受けている人も自分が暴力を受けていると気付き難いのです。

実際には殴らなくても、相手が思い通りにならない行動をすると

物を投げる、怒鳴る、テーブルを叩くなど威圧する事は暴力です。

不機嫌になり「お前のせいで気分が悪い」なども威圧になります。

また1円単位までレシートをチェックされたり、

日常の買い物さえ許可が必要など。

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弱く見せて相手に罪悪感を持たせ、コントロールする方法もあります。

土下座する → そこまで謝っているのだから許さないといけない

別れたら死ぬ・生きていけない → 別れる事を選択できない

男性は女性を支配しても良い!

妻は夫に(女は男にor部下は上司に)従うべきなどの間違った思い込みが

関係に上下をつくります。

暴力を選択する人は、相手が悪いから暴力を使ったのだと、自分を正当化します。

どんな場合でも、暴力を選択した人が100%悪いのです。

どんなに腹が立っても、相手が怒らせるような事をしたとしても、

暴力を選択しない人はちゃんと存在するのですから。

(怒らせたとの定規は加害者の一方的な判断)

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加害者は二面性があり、メリットのある人たちには

「優しい、思いやりがある、良い人」の面を見せ

見下して良い人にだけ抑圧、支配をします。

DV、モラハラ、パワハラを受けて周りに相談しても

「あんな良い人がそんな事をするはずがない。」

「そんな酷い事を言うはずがない。」と信用してもらえません。

むしろ、相談している人が嘘をついているのではないか、

大げさなのではないかと思われてしまう事が多いのです。

相談者は誰も信用してくれない、自分が悪いのかと混乱し、孤立してしまうのです。

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結婚していなくても、交際している場合も暴力はあります。

周りは嫌なら別れれば良いのにと考えてしまいがちですが、

支配、抑圧を受けていると、判断が出来ないように混乱されるのです。

束縛と言う名の支配。

「愛しているから」「好きだから」と行動や服装まで自分の思い通りにしようとします。

加害者が怒るのは、自分が悪いからと思い込まされます。

自分が悪いから、

自分の努力が足りないから

自分には価値がない

逃げるともっと酷い事になる、ここにいる方が安全

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DVについての情報 

日本DV防止・情報センター

http://www.dvp-end-abuse.com/

相談することで必ず状況から抜け出せます。

先日起きた殺人事件の様な間違った解決策ではなく、相談してみませんか。

秘密は厳守されます。

配偶者暴力相談センター

http://www.gender.go.jp/dv/center.pdf

札幌市配偶者暴力相談センター

TEL 011-728-1234

相談日時
月曜日~金曜日(祝日を除く):8時45分~20時00分
土曜日・日曜日・祝日:11時00分~17時00分

※面接相談は予約制です。電話相談を行った上で申し込んでください。

http://www.city.sapporo.jp/shimin/danjo/boryoku/index.html

NPO法人女のスペース・おん

http://blog.goo.ne.jp/space_on55

パーブル・ホットライン

http://nwsnet.or.jp/purpleline/

トラウマからの回復

NPO法人レジリエンス

「心のケア講座」ファシリティーション養成講座を受講しています。

今日は4回目でした。

トラウマはきちんとケアをし続けないと、時間が経っただけでは癒されません。

何年も前に起きた出来事でも、トラウマとして記憶された事は、

ケアをしないと何か似たような事が起きた時に、

今起きている事が、大変なことではなくても「危険」「怖い」「もうダメだ」など

トラウマを受けた時の状況に自分を戻してしまいます。(フラッシュバック)

トラウマを受けた原因が既になくなっていても、トラウマは残っているのです。

「今は安全な場所でしょう。」

「もう過去の事なんだから。」

「いつまで同じ事で悩んでいるの・・・」

「早く忘れて前に進もう」

などと返されてしまいます。

相手は全く悪気がなく、むしろサポートしようと思って発した言葉でも、

「分かってもらえない。」

「いつもでも悩んでいる自分が悪い」

「自分はダメなんだ」

と考えてしまいます。

トラウマは時間薬は効かないのです。

話を聴くときには、

自分の判断や意見を言わずに、

まずはじっくりと相手の気持ちに寄り添って聴いて下さい。

相手の言葉を繰り返す

「怖かった」「怖かったね」

「あの時に死んでいれば良かった」

「死にたいと思うほど辛いんだね」

「どうしてあの時に嫌だと言えなかったんだろう」

「嫌と言わない事が自分を守る事だったんだよ。ちゃんと自分を守ったんだよ」

わかってくれる人がいる。否定されない。

それだけで自分を肯定する力になります。

安心な場所・安心できる人、安心な方法を使って、

トラウマを受けた時は真っ暗な闇に突き落とされたけれど、

懐中電灯といつでもその場から抜け出せる梯子を準備して、

トラウマと少しずつ向き合う事ができます。

似たような状況になっても、

どんな状況やどんな時にフラッシュバックするのかを知ることで、

それに対応する事ができます。

フラッシュパックする自分がおかしいのではなりません。

今に戻れるお気に入りの小物を持ったりなど、

自分が今に戻る方法を準備しておくのです。

ゆっくりゆっくり癒しましょう。

NPO法人レジリエンス

http://resilience.exblog.jp/

2011年1月23日 (日)

赤ちゃんを流産、死産、または生後亡くされた方へ

母子家庭のお母さんの中にも以前に流産、死産、

または生後お子さんを亡くされた方がいると思います。

その時に充分に悲しめる状態でなかった場合、

ずっと後になっても自分を責めていませんか?

同じ体験をした方が会をつくられています。

NPO法人SIDS家族の会

相談会では流産・死産・SIDSでわが子を亡くした方

スタッフがきょうだいを失った子どもへの接し方など関する相談も応じるそうです。

http://www.sids.gr.jp/meeting.html

その他
流産・死産経験者で作るポコズママの会
http://pocosmama.babymilk.jp/

不育症友の会ハートビートくらぶ
http://www.heartbeatclub.jp/index.html

藤井友行「流産もう、一人で苦しまないで」

朝日新聞の1月15日~19日の朝刊で

「赤ちゃんを亡くして」

の連載がありました。

『実は流産の割合は以外に多く
全妊娠の15%が流産
死産率は出産 1000件あたり25件
何度も繰り返す場合「不育症」の可能性も』

私は3人目を妊娠3ヶ月で流産しました。

もし生まれていれば高校3年生、受験生でしょうか・・・。

娘達にも話し、
上の子とは6歳、下の子とは4歳離れた
弟?妹?が生まれるのを喜んでくれていました。

でも、なかなか心拍が確認できず出血。

上の子ども達の時も妊娠初期での出血はあったので、
今回も何とか無事でと思ったのですが、
大量に出血。

病院に行った時はもう流産していました

翌日に手術をしますと言われそのまま入院。

最初は二人部屋に一人だったのですが、
翌日から赤ちゃんを産んだ人と同じ部屋。
(個室のない医院)

以前は流産止めや流産で入院した人は大部屋だったのですが。

看護婦(18年前なので)さんに

私「すみません、お産された方と同じ部屋なんですか?」
 「大部屋の方に移れませんか?」と聞くと、
看護婦「流産された方が入ると、流産止めで入っている方がショックを受けるので」と言われて、それ以上何も言えませんでした。

産まれたばかりの赤ちゃんといる私のショックは考えてくれないの??

赤ちゃんを産んだお母さんだって、
私と一緒なら気を使うだろうに・・・。

お見舞いに来た人達も慰めてくれるはずの言葉が

「上に二人もいるんだから」
「まだ若いからすぐにまた授かるよ」
「無理したんじゃない」

流産した子はその子だけ

上の二人とは違うし、次に授かるかもしれない子とも違うのに

周りを心配させたくないのと、
一人っきりになる時間もなく、泣く事も出来ませんでした!!

入院中も何も考えたくないから
本当はいけないのに、
本をずっと読み続けていました。

後で聞いたのですが、産後目を休ませないと腰に来るそうです

今、腰痛に悩まされていますが

不思議な物で、今まで何気なく見ていた、
紙オムツのCMや妊婦さん、
たまにTVで健診などの胎児の映像。

まったく見られなくなってしまいました。

おとなしく静養していなければいけないのに、
余計な事を考えて落ち込んでしまうので、
とにかく動き回っていました。

一ヵ月後、手足がしびれ、身体が段々動かなくなってしましました。

間接を動かすたびに激痛が走り、本当に辛かったです。

段々身体が動かなくなる恐怖を味わいました。

筋萎縮症や色々な検査をしましたが、
結局免疫力が落ち、
夏風邪のウイルスが異常な数値になって悪さをしていました。

その後さらに一ヶ月ほどで少しずつ体調は良くなりましたが。

でも、流産をした時に感情を抑えたせいか
精神的に立ち直るにはその後随分かかりました。

妊娠3ヶ月で流産してさえショックなのですから、

もっと月が過ぎてからの死産、
生まれた後で子どもを亡くされた方がどれ程のショックか

前は死産の場合はお母さんに合わせなかった様ですが、
今では対面し抱っこしてお別れをするようになったそうです。

哀しくて辛いでしょうが、
きちんとお別れをすることは大切なことです

もし身近に流産・死産・乳幼児突然死症候群(SIDS)で
赤ちゃんを亡くされた方がいたら、

「頑張って早く元気になって」→もう頑張っている

「次の子を産めばいいよ」→変わりになる命はない

「無理したんじゃない」→すでに自分自身を責めている

「大丈夫?」→大丈夫と言ってしまう
その後、大丈夫じゃないと言えなくなり、
大丈夫でないといけないとと思ってします。

期待に沿うように振る舞い、本当の感情にフタをしてしまう

周囲の関わり方は
耳を傾ける
「そうそう」と受容する
夫は手を握り抱きしめる

赤ちゃんの死へのまなざし 竹内正人医師著作
(朝日新聞記事より↑)

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